
神戸に行った時、親友と町を歩いた。
雨が降りそうやって、頭がきゅんきゅん痛みながら、彼女と歩き回ってた。
花盛りで、たくさん写真を撮る。
私たちは自然が好き。
美しいものが好き。
でも、自然と昔の自宅の方に歩いてくと、そこにあるはずの家がなかった。
あー。時間て流れちゃうんやな。
そう思った。
もう帰るとこもないや。
とも思ってしまった。
これで一生迷子になる訳でもないのに。
変なことにその時は涙は出なくて、その次の日のライブの時に自分が泣きたいのに気付く。
動揺が、音や声に現れてた。
そんなにショックか。
と、妙な受け止め方をしてた。
色々悲しさに慣れてしまったからか、少し自分の痛みに鈍い所があるらしい。
少ししてから悲しくなることが多い。
でも楽しさはいつも速球でやってくる。
私と彼女ともう一人男の子を加え、小学生時代の同級腐れ縁メンバーで、歩いてると同じ小学校だった子のお父さんが通り掛かった。
友父「あ!☆☆君!隣りの女性は奥さんとそのお母さんですか!」
彼「いや、友達友達(爆笑)」
どーやら私が奥さん、彼女がお母さんらしい。
横を見ると彼女が呆然としてた。
かなりのショックらしい。
皆で笑う。
そのあと三人でうどんを食べた。
私の悪口を目の前でぐちゃぐちゃ言いながら食べる二人を、大好きだと思った。
また皆で笑う。
駅まで送ってくれた。
途中で全員で植物の写真を撮る。
私たちは美しいものが好き。